始まりますと言ってから15日経っている時点で御察しですが、ちょっとトンネルとか掘ってたので・・・
いずれにしろ6月は天気の関係でネタ集めしづらいので、ゆるゆるとやります。
趣旨としてはとりあえず大分県内をぶらついてみようという感じの企画ですが、最初の紹介は「日田市」としました。今回は5月21-22日に行われた日田川開き観光祭についてお送りします。(取材日5月22日)
日田川開き観光祭は筑後川水系の鮎漁解禁と鵜飼いシーズンの幕開けに合わせて行われるお祭りであり、テレビとかで聞いたことはあるものの今まで行ったことはありませんでした。
このときも前日にテレビで報道されているのを見かけ、そうか祭りか、じゃあ行くか。ということでかなり雑に決まっております。(最初は湯平行くつもりだった)
とりあえず雑に交通手段を確保しまして、当日も昼前に家を出てまず別府へ。ちょっと別府をうろついたのちに出発となりました。出発時間が遅くなったのは・・・
はい、1日1往復しかない別府始発のゆふいんの森に乗るためでした。実はゆふいんの森Ⅰ世に乗るのは登場以来初めて・・・
しかも先頭。いや、なんかネット予約見たら開いてたので・・・
さすがに前日に先頭が空いてるのはいろいろと心配でしたが、周辺は結構な観光客も見え、また震災から一月にも関わらずそこそこの外国人の人たちも見えました。
観光列車らしくそこそこ賑やかな列車は定刻14時39分に別府を発車しました。
東別府を過ぎると別大国道区間へ。日豊線から別府湾が見えるのは何気に日出付近とこの間だけ。正面はうみたまごを過ぎたところにある仏崎。路面電車の事故で有名。
めっちゃ地元西大分を通過。
高架を駆け上って大分駅へ。車両が変わるといつもの駅もなんか違う。
ここからは久大線へと進んでいきます。
ゆふいんの森にはビュッフェがあり、軽食などを販売しています。というわけで早速定番のアイスをば。
他所ではシンカンセンスゴイカタイアイス・新幹線硬邦邦冰淇淋などと呼ばれたりしているが無論メーカーは違うものであり、アイスはそんなに堅くは無い。
なおこのアイスは高千穂牧場の公式通販やJR九州商事のオンラインショップで購入できます。
久大線に入ってからはひたすら山の方へと進んでいく。やがて40分ほどで湯布院のシンボル、由布岳が見えてきました。
湯布院の町中に入ってくると目立ってきたのがブルーシート。湯布院地区は震度6弱を記録しており、大分県内で一番被害が大きかった場所です。
実は今回の地震は熊本県を縦断する断層が起因の地震の他に、由布岳~別府付近の断層でも頻繁に大きな地震が起きていました。
由布院駅も4月29日に起きた地震で被害を受け、応急修理がされていました。
幸いにも駅にはそれなりの観光客の姿があり、ゆふいんの森号は別府からの客を降ろして、それ以上のお客を乗せてほぼ満席となりました。
湯布院方面はまた来るからね・・・
野矢駅では「或る列車」と交換。初めて実車を見た。
豊後森では機関庫。そういえば整備されてから行ってないな・・・
玖珠川(→三隈川→筑後川)を渡る。この辺好き。
そんなこんなであっという間に日田に着いてしまった。名残惜しい・・・(日田が目的だよ)
ゆふいんの森に乗ろう
特急ゆふいんの森は観光列車である。なんか高いんじゃない? と思っている人も多そうですが、実は企画切符を使うと結構安く乗れます。今回使ったきっぷはこんな感じでした。
別府→日田間の企画切符が無いため別府→大分の通常きっぷと、大分→日田間の企画切符(九州ネットきっぷ)の2種類を組み合わせました。
大分→日田間のネットきっぷは2420円ですが、普通列車で行っても2130円なので、実は差額290円でゆふいんの森に乗れています。別府→日田間でゆふいんの森に乗ると3670円ですが、上記組み合わせだと3510円となり別々にしても安くなります。
九州ネットきっぷはインターネットで購入できる切符で、JR東日本でいうえきねっとのJR九州版みたいなかんじのやつです。登録さえすれば誰でも使えます。
有難いことに早特系以外の通常のネットきっぷは特に席数限定が設けられておらず、乗る直前でも割引価格で購入することが出来ます。JR九州は高速バスとの対抗のためかなりの区間で大幅な値下げをしています。
例えば福岡~日田間も高速バスとの競合区間であり、高速バスの通常運賃1800円・回数券1450円の価格に対抗してネットきっぷを1650円で出しています。これは実は普通列車と同じ値段です。
と言うわけで軽率にゆふいんの森に乗ろう。と言う記事でした。
特急ゆふいんの森の詳細・他の企画切符などはJR九州のサイトへ。
【次回】日田三隈川温泉散策編を予定
無事に花火までに日田やきそばにありつけるのか!?
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