2024/11/3。大分第一ホーバードライブ主催にてホーバークラフト一般公開見学会及びステージ・キッチンカーなどの複合イベント「みんなのパーティ」が行われました。開催発表がなぜか数日前とえらいドタバタしていましたが、とりあえずこの日は空いていたので行ってみることに。
会場はホーバーターミナルおおいた(ホボッタ)なのでもともと駐車場は完備されているんですが、この日は駐車場でイベントをするという事で現地は駐車禁止。地方都市でなかなか挑戦的なイベントやな。そんなわけで西大分駅からマイクロバスのシャトル便を出していたので乗せてもらう。
ちなみに、一応ホーバー乗り場は西大分駅が最寄りではあるんですが、ぶっちゃけ歩くのはお勧めしないです。歩けないことは無いけど徒歩25~30分でありうーんという感じ。15分程度の遅れを見込んで良いなら駅前のローソンのところから路線バスで春日浦へ、それかしばらく公式で用意される大分駅からの連絡バスに乗るのが良いかと思われます。でも西大分駅からもなんらかの連絡交通があると便利だからご用意してくれると嬉しいな第一交通さん。
あと大分市はサイクルシェアを展開しているので、西大分駅・かんたん港園のサイクルポートからおそらく設置されるはずのホーバー乗り場(もしくは近所のTOSハウジングメッセ)のサイクルポートまで自転車を借りるというのも手である。料金は165円/30分。
とりあえず西大分駅からマイクロバスで5分足らずでホーバー乗り場に到着。9時半頃のほぼ始発に乗れたので10時の開場まではまだ早いものの、開場待ちの列はそこそこ伸びていた。限定記念品と先着のコクピット見学目当てであろうか。やがて9時50分頃に入場開始となりゆっくりと中へ、ターミナル入口で記念品を配っていたがスルーして展望台へ上る。なぜならその定規はもう持っているので。6月の有料見学会の際ノベルティに入っていたのだ。
そんなわけでこの展望台に立つのも6月以来二度目。前回は天気が悪かったので別府方面が曇っていたが、今回は良い感じに晴れており別府や鶴見岳・扇山方面も良く見えた。何気に大分市内から別府方面の展望ができる場所が限られており、先日開業した道の駅たのうららからですらあまりよくは見えない。まだ確認していないが夜景も良い感じに見えるはずで、新しい映えスポットになるはず(と個人的に思っている)。ただ場所的にほぼ無人状態の場所が24時間開放になるので治安の悪化については要懸念であろう。今のところは開業前で立ち入り禁止になっているのでまだきれいではあるが…(駐車場の無料がたった20分なのもその対策なんだろうか)
展望台にはすでにいくらか人が集まっていた、パンフレットによると10時前後にホーバークラフトの出発・帰着の実演があるとのことで、良さげな場所を確保して待っているとおもむろにホーバーのエンジンがかかった。ホーバーはエンジンをかけると同時に汽笛を鳴らすので動くタイミングがわかりやすく、それを聞いて展望台にもわらわらと人が集まってきた。また、展望台の下にも人が集まっているのが見える。
上から見るか、下から見るかは悩むところであるが、俯瞰的に見たければ上から、迫力を求めるなら下からかなと思う。とりあえず朝の入出港は上から、午後の入出港は下から見ることにした。実際にホーバーターミナルで撮影を考えている人はそれぞれの動画を上げておくので参考にしてほしい。
午後は完全逆光になるのは要注意ですかね、しかしうまく使えばかっこよく撮れる。あと下からは防潮パネルの関係で入港を完全に収めるのはちょっと難しいところはあります。それと思ったよりも回り込んで入港してくるので、ホーバーの正面を撮りたい場合は概ねさんふらわあの後ろあたりを狙うとよさそう。(運転士によって転回の癖は変わるかもしれないのであくまで目安で)
その後落ち着くのを待ってホーバー見学会の方に。見学は二度目なので新鮮さ自体はさほどなかったものの、前回はなかったステッカーが張り付けられており就航が近づいているのが感じられる。
展望台の下にはおなじみホーバー継承の会さんが展示スペースを展開。ちょっと(というかかなり)ご挨拶に立ち寄り。お世話になりました…そしてお世話になります。
様々な展示もそうですが、継承の会さんが特にすごいのは自前でホーバークラフトの精巧な模型を作り上げていることですね。MV-PP5のほびー7号(元日本ホーバーライン 赤とんぼ52号)(※現実では部品取り)、MV-PP10のドリームアクアマリン(ドリーム1号)、そして今回ロールアウトしたという最新のBanriと、新旧の三隻がそろい踏みで見れるのはここだけでしょう。しかもこのホーバークラフト、ちゃんと浮上するようにできておりラジコンで動かすことができる。すごい。
走るBaien pic.twitter.com/ua0DaPvfEd
— NT/fiv|COMITIA150【東6-ち24b】 (@ntfiv) November 3, 2024
※×Baien 〇Banri
結局ほぼイベントの最初から最後まで(途中ジョイフルに行ったけども)会場にいましたが、大きなトラブルも見受けられずイベントは大成功だったのではないかと思われる。
肝心の就航日は未だ決まらずであるが…まぁ以前運行していたとはいえ、一度途絶えたものを再開するにはどうしても国の手続きに時間がかかるのは仕方ないことでしょう。とにかく待つしかないところまではたどり着いているので、無事に許可が出るのを祈るのみである。そして、何卒にも御安航をお祈りしたい。
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